コミック「カメラ、はじめてもいいですか?」1巻の第8話にて、ミトとチサトは2か所目の撮影地、長野県にある「美ヶ原高原(うつくしがはらこうげん)」へ星空撮影に出かけます。
というわけで、僕もミトやチサトと同じように星空撮影をするべく、寒さ対策と三脚を準備して美ヶ原高原へ行ってきました。
<撮影に出かける前に>●夜の美ヶ原高原は非常に冷えます。今年の夏は猛暑で40度近くになる場所もありますが、そうした夏場ですら、美ヶ原高原は夜になると手がかじかみ顔が冷たく感じるほど寒くなります。必ず防寒対策をしてください。
●夜の高原は周囲に灯りがないため当然暗くなります。移動の際やカメラの準備等で必ず照明が必要になりますので、照明道具(懐中電灯やLEDライトの類。100円ショップのもので十分だと思います。)を用意してください。スマホのライトでは心もとないです。後、眩しさ対策のため、できればライトに赤いフィルム等を貼って「赤い光」にしておくとなお良いです。
※その他、夜の撮影に関してはインターネットで検索すると様々な注意事項や対策が出てきますので、事前にチェックしておくと安心だと思います。今回、私はレンタカーを使って美ヶ原高原へ行きました。美ヶ原高原の公式サイト(
美ヶ原観光連盟公式サイト)にアクセス方法が紹介されていますが、長野県で高速道路を降りてから高原までの道のりで、50~60分近く道幅の細い山道を走ります。運転が苦手な方や初めて美ヶ原高原に行かれる方は、日中の明るい時間帯に高原に向かった方が安心かと思います。
というわけで、長い山道をおっかなびっくり走って、美ヶ原高原「ふる里館」に到着しました。

この建物の駐車場に車を停めて、高原の各スポットに行く形になります。
※駐車場は無料です。EV車の充電場所(一台分)があります。
※レストランがあります。お土産も買えます。宿泊もできます。
※高原ということで水が貴重のため、トイレは一回100円の使用料がかかります。トイレは21:00を過ぎても使用できるようです。
駐車場からの景色がすでに絶景です。
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さっそく美ヶ原高原の散策へ。
最初は「牛伏山」の方へ歩いていました。(最初、よく分からず周囲を歩いていまして、後から牛伏山に行ったことが分かりました(笑))
坂を見上げると絶景です。この長い坂道をひたすら登りました。足場がかなり悪いので無理しないようにお気をつけください(汗)
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坂の上から下を見下ろしても絶景です。
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坂の上は牧場のような場所があります。
![AE8A4208[1]](https://blog-imgs-139.fc2.com/6/2/6/626shin/20200820183451bf4.png)
牛伏山 山頂
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![AE8A4207[1]](https://blog-imgs-139.fc2.com/6/2/6/626shin/2020082018345030d.png)
駐車場から坂を登ってこの場所まで10分くらいだったと思います。
ところどころに石が積み上げられ(?)ており、不思議な雰囲気が出ていました。
駐車場に戻りまして、次はいよいよ、ミトとチサトが行った「美しの塔」へ。
方向としては「ホテル山本小屋」に行く道を歩いていきます。
行く道中も絶景が広がっています。
![AE8A4213[1]](https://blog-imgs-139.fc2.com/6/2/6/626shin/20200820185753e7e.png)
駐車場から美しの塔への道は広くて平坦なため、歩きにくいということはなかったです。
![AE8A4235[1]](https://blog-imgs-139.fc2.com/6/2/6/626shin/2020082018575287e.png)
こんな感じの道をずっと歩いていきます。
美しの塔が見えてきました。
![AE8A4237[1]](https://blog-imgs-139.fc2.com/6/2/6/626shin/202008201857517eb.png)
そして、到着。
![AE8A4229[1]](https://blog-imgs-139.fc2.com/6/2/6/626shin/20200820185750e74.png)
まさに「来たー!!!」って感じです。感動しました。
駐車場に立てられている案内板だと、駐車場から美しの塔までは徒歩20分となっていましたが、僕の足だと10~12分くらいでした。
コミックでもこの「美しの塔」が描かれています。

それにしても、ミトとチサト、二人だけでよくここまで来たなぁ(汗)
美しの塔
![AE8A4217[1]](https://blog-imgs-139.fc2.com/6/2/6/626shin/20200820185749479.png)
美しの塔の中

天井に鐘が吊るされており、鳴らすことができます。作中では温度計が設置されているとのことでしたが、僕が行った時は温度計は見当たらなかったです。
美しの塔の近くには美ヶ原高原の案内板が立てられています。

さっそく三脚を立てて星空撮影準備。

夕方、日が沈み始めた美ヶ原高原もとても素晴らしい景色でした。
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日がさらに沈むと、空にいっそう綺麗な色が広がりました。
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![IMG_5994[1]](https://blog-imgs-139.fc2.com/6/2/6/626shin/20200820191316cff.png)
そして、夜。
ミトとチサトが見た星空を、僕も見ることができました。
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![AE8A4276[1]](https://blog-imgs-139.fc2.com/6/2/6/626shin/20200820191313970.png)
コミックを読んで「ここの星空、凄そうだな」と思っていましたが、実際に現地に行って目の前で見た星空は、とても凄かったです。感動して、撮影もそこそこにして一面の星空をずっと見てました。
以上、「カメラ、はじめてもいいですか?」1巻、2か所目の撮影地、美ヶ原高原「美しの塔」でした。
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